マクデブルク(ドイツ)は26日、シント・トロイデン(ベルギー)から期限付き移籍加入しているMF伊藤達哉について、レンタル期間を1年延長したことを発表した。
現在24歳の伊藤は、2015年夏に柏レイソルU-18からハンブルガーSV(HSV)の下部組織に移籍。2017年にトップチームデビューを飾り、ブンデスリーガ1部では20試合、ブンデスリーガ2部では14試合に出場した。
同選手は2019年8月にシント・トロイデンへと完全移籍。しかし、出場機会を得ることはできず、今年1月21日に半年間の期限付き移籍でマクデブルクに加入した。リーグ戦では16試合に出場し、3ゴール4アシストを記録。チームのドリッテ・リーガ優勝とブンデスリーガ2部昇格に貢献した。
HSV時代にも伊藤を指導したクリスチャン・ティッツ監督は、「狭い場所での1対1の状況を解決する、非常に優れた資質を持っている。特にDFラインを低く設定してくる相手に対しては、我々にとって重要な存在になる」と、同選手を評価。
また、マネージング・ディレクターのオトマル・ショルク氏も「私たちのもとで、達哉は再び開花した。彼は我々のサッカーをとても楽しんでいる。彼のスピード、柔軟性、ドリブルの力強さは、我々にとって非常に重要なものだ」と、伊藤のさらなる活躍に期待を寄せている。