すでに５月26日から韓国入りしているブラジル代表が、学生のように大はしゃぎだ。

　６月２日に韓国代表戦（ソウル・ワールドカップスタジアム）を、同６日には日本代表戦（東京・国立競技場）を戦うセレソン。現在は招集された27選手のうち21名がソウル郊外でトレーニングに励んでいるが、練習の合間にはリフレッシュを兼ねて観光やレジャーに興じている。
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　土曜日に韓国で人気のテーマパーク「エバーランド」に足を運ぶと、ジェットコースターをはじめとしたアトラクションに選手たちは大盛り上がり。さらに翌日曜日にはパノラマ展望で有名な「南山タワー」に登って記念撮影といった調子で、ネイマール（パリ・サンジェルマン）やフィリッペ・コウチーニョ（アストン・ビラ）らがSNSでその楽しげな様子を紹介。韓国紙『中央日報』は、「ブラジル代表の面々はまるで高校生の修学旅行のように韓国滞在を満喫してくれている」と報じた。はたして選手たちは東京滞在時、どの観光スポットに現われるのかにも注目だ。
 

　一方で、ブラジル・サッカー連盟（CBF）が公式SNSで公開している練習動画では、さすがはセレソンと唸らせる美技や豪快ショットを連発。とりわけ軽快な動きが際立つネイマールは、強烈なＦＫショットをねじ込むなど、圧倒的な存在感を示している。

　ブラジル代表は韓国戦と日本戦でどんなスタメンを構成し、どんなハイパフォーマンスを披露してくれるのか。興味は尽きない。日韓両会場とも、すでにチケットはソールドアウトだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部