トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、最大の栄誉を手にした。
【写真】プレミア得点王のソン・フンミンは韓国最大の栄誉、さらに珍しく大統領が登場
韓国の英雄であり、韓国史上No,1のサッカー選手として称えられているソン・フンミン。トッテナムのスコアラーとしてプレミアリーグで活躍。2021-22シーズンはリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーと並び、23ゴールで得点王に輝いた。
これは、アジア人選手として初の出来事であり、歴史的な快挙。さらにはPKを蹴らないため、サラーよりも流れの中のゴールは多いということになる。
韓国代表のエースでもあるソン・フンミンだが、プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)が選出するイングランドでプレーする選手で最も活躍した選手に贈られるPFA年間最優秀選手賞の候補からは外れていた。
しかし、母国韓国では大きな賞賛を得ることとなり、国内で最高のスポーツ功労賞であるチョンニョンメダルを受賞したのだ。
ソン・フンミンは、2日に行われたブラジル代表との試合前にユン・ソギョル大統領から直接チョンニョンメダルを受け取ったが、これは異例のこと。通常は、文化大臣が手渡すのだが、大統領自ら手渡すこととなった。
またユン・ソギョル大統領はソン・フンミンに対し、「この賞は、シーズンを通してチームのために尽力した情熱の結果だと思う。受賞は個人的な名誉であるだけでなく、アジアのサッカーコミュニティ全体によって祝われる楽しい機会でもある」とコメント。アジア人としてヨーロッパのトップリーグで活躍していることを評価してのものとなった。
【写真】プレミア得点王のソン・フンミンは韓国最大の栄誉、さらに珍しく大統領が登場