先月20日から開幕を迎えたFIFAワールドカップ・カタール2022も、決勝トーナメントの1回戦までが全て終了。8チームのみが生き残った。
今回は、このラウンド16の試合で大会を去ることになった選手のベストイレブンを選出してみた。普通にやるとスペインばかりになるのでバランスを考えているぞ。
GK:ヴォイツェフ・シュチェスニ
代表:ポーランド
クラブ:ユヴェントス
フランス代表との激戦の末大会を去ることになったポーランド。チャンスはあったものの、やはりキリアン・エムバペはすごかった…。さすがのシュチェスニも止められず。
右SB:冨安健洋
代表:日本
クラブ:アーセナル
日本代表はできるだけ入れないでおこうと思ったが、冨安健洋は入れるべき存在だろう。特に怪我のためにグループステージであまり出場できなかったこともあり、これからが楽しみだったが…。
CB:キム・ミンジェ
代表:韓国
クラブ:ナポリ
エメリク・ラポルトと悩んだが、普通にやるとスペインだらけになるのでキム・ミンジェをピックアップ。グループステージで怪我をしたものの決勝トーナメントでもプレーを続け、ブラジル戦では悔しい試合を経験することに。
CB:カリドゥ・クリバリ
代表:セネガル
クラブ:チェルシー
今年チェルシーに移籍したカリドゥ・クリバリ。ナポリでは彼の後釜としてキム・ミンジェが獲得されていた。セネガルはイングランド戦で3失点を喫し、残念ながらここで大会を去ることに。
左SB:ジョルディ・アルバ
代表:スペイン
クラブ:バルセロナ
左サイドバックは他にあまり有力な存在がいなかったので、スペインのジョルディ・アルバをピックアップ。非常に息の長い選手で、若返ったチームの中で今大会でも重要な存在になっていた。
DMF:グラニト・ジャカ
代表:スイス
クラブ:アーセナル
固い守りを武器に戦ってきたスイス。その中心となったジャカであるが、ポルトガル代表相手の試合では翻弄されてしまった。屈辱の6失点で大会を去ることに。
CMF:ガビ
代表:スペイン
クラブ:バルセロナ
センターハーフはやはりスペインの選手を選ばないといけない気がするのでガビを選出。マケニーやアダムスも捨てがたいが…10代で迎えたワールドカップは悔しいものになったが、次の大会も間違いなく出場してくるはずだ。
CMF:ペドリ
代表:スペイン
クラブ:バルセロナ
そしてガビのパートナーであるペドリも選出した。バルセロナでのコンビがスペイン代表でも輝いてくれるはずだと信じた人は多かったが…今回はコスタリカ戦のみの喜びだった。
右WG:クリスティアン・プリシッチ
代表:アメリカ
チェルシーではなかなか活躍できていないものの、アメリカ代表では常にエースとして責任を負ってきた。このワールドカップでも鋭いプレーを見せたものの、オランダのシステマチックなサッカーに屈した。
左WG:ソン・フンミン
代表:韓国
クラブ:トッテナム
大会前に鼻骨を骨折したために「バットマン」スタイルで臨んだソン・フンミン。残念ながらその影響もあってか、本来の彼の実力ではなかった。そしてブラジルには圧勝されてしまい…悔しい大会に。
FW:ロベルト・レヴァンドフスキ
代表:ポーランド
クラブ:バルセロナ
【写真】日本人選手、欧州から見た市場価値が今季もっとも上がった10人
もちろんストライカーはロベルト・レヴァンドフスキだろう。ついに彼もワールドカップでゴールを決められたが、ベスト16止まり。「予選番長」の脱却まで到達できたかどうか…。