日本代表は6月6日、キリンチャレンジカップでブラジルと対戦する。王国との一戦は、力をはかるのに絶好の機会だ。

 森保一監督は前日会見で、公開練習のスタメン組が先発予定と明かした。前線では古橋亨梧が起用されるとみられる。セルティックのファンや関係者、メディアは、1年の王座奪還を果たした今シーズンのブレイクでチームのアイドルとなった日本代表ストライカーの出来に注目しているだろう。

 また、セルティックには前田大然も所属している。さらにこの夏は、シャルケでドイツ2部優勝に貢献しながら完全移籍に至らず、去就が注目されている板倉滉への関心も取り沙汰されているところだ。

 つまり、セルティック関係者にとっても、ブラジル戦は興味深い一戦となる。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は6月5日、「キョウゴがブラジルと対戦するのを見るのは魅力的だろう」と報じた。

「モリヤスがセルティックのFWを先発させるなら、マルキーニョスやチアゴ・シウバといった選手たちと対峙することになる。なんというデュエルになることか」
 
 さらに、同メディアは「一方で、日本の守備はネイマールやガブリエウ・ジェズス、リシャルリソンといった選手たちと戦うことになる」とも伝えている。

「セルティックのファンは、イタクラが重要な役割を担うか、彼のパフォーマンスにも注目したいのではないだろうか」

『67 HAIL HAIL』は「この一戦でセルティックの選手たちが勝つか、ポジティブなパフォーマンスを披露すれば、彼らにとっては士気の面で大きな後押しとなる」と続けた。

「ダイゼンやキョウゴがチャンピオンズ・リーグ級の守備陣に挑むのをまだ見ていないことを忘れてはいけない。ブラジル戦はその機会となる。彼らがそれらにどう応じるか、注目だ」

 グラスゴーからも熱い視線が注がれるビッグマッチで、古橋らが活躍することに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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