FIFAランク1位のブラジルと対戦

日本代表はキリンチャレンジカップ2022でブラジル代表と対戦。国立競技場で行われた一戦は、0-1でブラジルが勝利した。

パラグアイ戦から8人を変更した日本は、右サイドバックに長友佑都がスタメン。中盤には田中碧が入り、遠藤航、原口元気との3センターを構成した。前線3人は右から伊東純也、古橋亨梧、南野拓実が3トップとなった。対するブラジルは守護神であるアリソン・ベッカーが先発し、最終ラインにはマルキーニョスとエデル・ミリトンがコンビを組み、38歳のダニエウ・アウベスも名を連ねる。前線にはルーカス・パケタ、ハフィーニャ、ネイマールにヴィニシウス・ジュニオールが先発となった。

開始3分、中央からネイマールがヒールパスで守備陣の間を通すと、裏に抜けたルーカス・パケタがシュートを放つもポストに直撃。日本は22分、CKから遠藤航が合わせてヘディングシュートを打つが、エデル・ミリトンに上手く身体を寄せられて枠に飛ばすことができない。

25分にはFKからブラジルがカゼミーロが頭で合わせたが枠の外。こぼれ球を拾って猛攻を仕掛けるブラジルは、中央左からネイマールがシュートも権田修一が好セーブを見せる。その後はブラジルに決定機を作られるものの、権田の好守もあり前半を無失点で折り返す。

後半、チャンスを作った日本は58分、長友と伊東で右サイドを突破してクロスを入れる。しかし中央の選手に合わせることができず。ブラジルは64分にアリソンのキックを起点にカウンターを仕掛け、ネイマールが好機を作る。71分には中山のクロスに伊東がダイレクトで合わせたが、シュートは枠の上に外れてしまう。

スコアレスで迎えた75分、ブラジルにカウンターから猛攻を食らうとペナルティエリア内でファウルを与えてしまいPKの判定。これをネイマールが確実に決めてブラジルが先制する。

日本は[4-2-3-1]にしてサイドから攻撃を仕掛けるも得点は奪えず。試合はこのまま終了し、ブラジルが1-0で勝利。日本は強豪相手に善戦するも無得点で敗戦となった。


日本 0-1 ブラジル
[得点者]
75分 ネイマール