日本代表は6月6日、国立競技場でキリンチャレンジカップ2022のブラジル代表戦を戦い、0-1の敗戦を喫した。
相手にボールを保持される時間が続くなか、粘り強く無失点に抑えていた日本だったが、77分にペナルティエリア内で遠藤航がリシャルリソンを倒してしまいPKを献上。これをキッカーのネイマールに冷静に沈められ、先制を許す。終盤にチャンスを作ったものの、最後までネットを揺らすことはできなかった。
試合後、フラッシュインタビューに応じたキャプテン吉田麻也は、次のようにゲームを振り返った。
「立ち上がりから自信を持って前から行こうということ、落ち着いたら少し(守備)ブロックを引いて、相手の出どころを待って、ショートカウンターを狙っていたんですけど、うまくできた部分もあれば、はがされてしまったところもあった。課題と収穫が両方ある試合だったんじゃないかなと思います」
FIFAランク1位のブラジル相手にPKの1失点に抑えた守備に関しては、「立ち上がりに失点しないことと、0-0の時間を長くすることをテーマに持っていた。そこは良かったですけど、(W杯)本戦ではもっともっと厳しい戦いになるということを頭に入れて戦わないといけない」と手ごたえを感じつつも、油断しない姿勢を示した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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