シント・トロイデンは8日、DF松原后が6月30日をもって契約期間が満了となり、契約を更新しないことを発表した。また、FW原大智の期限付き移籍期間が満了となったことも伝えている。

 松原は1996年8月30日生まれの現在25歳。2015年に清水エスパルスへ入団した。2016シーズンから出場機会を増やし、明治安田生命J2リーグで28試合出場1得点を記録。清水の1年でのJ1復帰に貢献した。その後も左サイドバックを主戦場として活躍し、2020年1月にシント・トロイデンへと完全移籍。2021-22シーズンのジュピラー・プロ・リーグでは7試合の出場にとどまっていた。

 原は1999年5月5日生まれの現在23歳。FC東京の育成組織出身で、2018年にトップチームへと昇格した。2019シーズンはU-23での出場が中心となったものの、明治安田生命J3リーグで31試合に出場し19ゴールを挙げ、J3得点王に輝いた。2020シーズンはトップチームでの出場機会を増やし、シーズン終了後にクロアチアのイストラに完全移籍した。2021年夏にアラベスへと完全移籍で加入すると、2021-22シーズンは期限付き移籍したシント・トロイデンでプレー。ジュピラー・プロ・リーグでは28試合に出場し8ゴールをマークしていた。

 シント・トロイデンは松原を含む3名の契約満了を発表済み。期限付き移籍組については、原を含む6名の選手が2021-22シーズン限りでの退団となることを伝えている。