元日本代表MFの松井大輔が、DAZNで配信中の『内田篤人のFOOTBALL TIME』の最新回にゲスト出演。U-19日本代表のフランス遠征に帯同しているMCの内田氏が不在のなか、同級生の元日本代表FW佐藤寿人氏とともに、先のブラジル戦を振り返った。
スコアは0-1だったものの、シュート数は22対6とセレソンに圧倒される展開に、松井は「カウンターをやりたいけどやらせてもらえない。突破したいけどできない、チャンスを作りたいけど作れない」と指摘。とくに、攻撃面で機能しなかった点を課題にあげた。
「ブラジルよりも強いかもしれない、今回(本大会)戦うドイツのような堅いチームにカウンターが活きるのか。(ブラジル戦で)全然活きなかったのは、ちょっと衝撃。しっかり守られた」
佐藤氏が「(CFの古橋亨悟に)ボールが入らなかった」と言うと、松井は「一回触ってからの抜け出しのほうが良かったのかなとか思っちゃう。難しい」と語り、こう続けている。
「伊東(純也)君も行きたいけどいけない。間合いの詰め方とかブラジルのディフェンダーは上手かった。やりにくそうだった。世界最高のディフェンダーは、(レロイ)ザネや(サディオ)マネら速い選手と日常的にやっているから、抜くのは難しいのかな。できれば幅を取りながら、(ウイングの)伊東君や三笘(薫)君に出た後、もう1個サイドを使ったり、3人目の動きとかバリエーションやコンビネーションが必要になってくる」
そして、このブラジル戦で改めて重要性を感じた選手がいたようだ。2010年のW杯に出場した名手は、「遠藤君は替え利かないね。いなかった時のことを考えるとすごく怖い。最後の最後で潰してくれたり、パスを繋げたりするのは素晴らしい。落ち着いている」と称賛した。
とくに強豪相手には、絶対に外せないパーツだと考えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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