フランス代表のディディエ・デシャン監督が勝利を逃したことを悔やんだ。『UEFA.com』が伝えている。

フランスは10日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23リーグA・グループ1の第3節でオーストリア代表と対戦した。2試合未勝利のフランスは立ち上がり、セットプレーなどからチャンスを作るが決め切れず、逆にカウンターから失点を許す苦しい展開に。63分にFWキリアン・ムバッペを投入するなどして反撃に転じると、83分にそのムバッペがMFクリストファー・エンクンクのスルーパスに反応して同点ゴールを記録。しかし、その後逆転までは至らず、1-1のドローに終わった。

これで3試合未勝利となり、グループ最下位に低迷するデシャン監督も落胆を隠さず。チームはより多くのものに値するパフォーマンスを見せていたと強調した。

「我々は勝ち点3 をとれる可能性が高かったはずだ。だから、この結果を残念に思う。 多くの選手が疲労困憊の状態だが、これは言い訳にはならないだろう。キリアン・ムバッペが30分間でもフィットしてくれていたのは嬉しいね。彼は我々のチームにとって、非常に重要な選手だ。我々はもっとワイドの位置でプレーがしたかった。だから、システムを[4-2-3-1]に戻したんだ。その結果、サイドから多くのチャンスを作ることができたから、うまくいったと思う」