元日本代表の鈴木啓太氏が、自身のYouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。日本代表MF原口元気がゲスト出演し、今年11月に開幕するカタール・ワールドカップについて語った。

 本大会のグループステージ(GS)で、優勝候補のドイツやスペインとの対戦が決まった日本。厳しいグループに入ったという見方もあるが、鈴木氏に対戦国が決まった感想を聞かれると、原口は「嬉しかったです。ドイツとやりたかったんで。第二の故郷みたいな、8年間住んでいるので」と話す。
 2018年のロシアW杯では、前回王者として臨んだドイツがまさかのGS敗退。「彼らのメンタリティ的に2回しくじらないと思う。徹底してグループステージ突破を考えてくる。だから、勝点1がマスト」と2014年のブラジルW杯王者を分析する。

 また「だから、喰うならスペインと思っていて…」と続ける。「スペイン戦はお互いが勝たなきゃいけない状況でいかないといけない。勝点3が欲しくて焦るといなされて終わるので、その状況は最悪。相手にも焦ってもらわないと勝てない」と互いに勝利が必要ななかでの対戦を望む。「それは面白いね。元気さんが知的に見えました(笑)」と鈴木氏も感心した。

 動画の最後に鈴木氏は、「何よりも怪我せずに、今戦っているところで活躍してほしい。その先にワールドカップがあると思う」と浦和時代の後輩にエールを送った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【関連動画】原口元気が鈴木啓太氏と対談。カタールW杯のGSを展望!