日本代表の森保一監督が、GKの起用について言及した。

14日、キリンカップサッカー2022の決勝で日本はチュニジアと対戦した。

20年前の同じ日、日韓ワールドカップ(W杯)のグループステージ第3戦で対戦した両国。偶然の一致とはいえ、同じ日、同じ大阪(当時は長居スタジアム)での同じカードとなった。

この試合でゴールを守ったのはシュミット・ダニエル。今回の活動では、初戦のパラグアイ代表戦でゴールを守っていた中、2試合目の起用となった。

唯一2試合でシュミット・ダニエルを起用した理由を聞かれた森保監督は「ダン(シュミット・ダニエル)とディフェンスラインだったり、ダン自身のパフォーマンスを見たかったということです」とコメント。「チュニジアは良いチームで、W杯本大会でどういうふうになるかを見たいと思っていました」とコメントした。

また「出場時間が最終予選から権田が一番多く出てきて中心として活躍してきてくれましたが、チーム全体としてGKを切り取ったところ、チーム全体で底上げできるようにというところで起用しました」とGKの競争もさせたかったと語っている。

期待を寄せての起用となったものの、PKでの失点もあった中、2失点目はDFラインとの連携ミスで前に出なかったところを奪われ失点。3点目はフリーの相手にミドルシュートを叩き込まれた。

連携ミスについては「GKに関しても、選手を入れ替えながらやってきている中、限られた選手しかできていなく、連携ができていないところは私自身が反省しなければいけないところ」とコメント。GKを代える余裕を予選で持てなかったことを反省した。