サッカー日本代表は14日、キリンカップサッカー2022決勝でチュニジア代表と対戦し、0-3で敗れた。開幕するカタールワールドカップまではあと5か月となっており、フルメンバーで戦える強化の機会は9月の2試合のみとなった。

 6月は代表活動期間であるとともに欧州主要リーグにとっては現在オフシーズンでもある。去就が決まっていない元監督も多く、ジネディーヌ・ジダン、リバプールやレアル・マドリードを率いた経験のあるラファエル・ベニテス、元ドルトムントのマルコ・ローゼなどが無所属となっている。

 代表監督経験者に絞ると、元オランダ代表監督のフランク・デ・ブールや元アルゼンチン代表監督のマルセロ・ビエルサ、元ドイツ代表監督のヨアヒム・レーブも挙がる。ビエルサはチリ代表とアルゼンチン代表でW杯を経験しており、3度のW杯を知るレーブは2014年大会でドイツ代表を優勝に導いている。

 ワールドカップまであと5か月で、秋春制の欧州主要リーグの監督人事も活発に動く時期に入った。実績のある有名監督の去就から目が離せない。