【日本 0-3 チュニジア キリンカップサッカー2022】
キリンカップサッカー2022決勝の日本代表対チュニジア代表戦が14日に行われ、3-0の勝利を収めたチュニジアが優勝を飾った。チュニジア各メディアも自国代表チームの勝利について報じている。
前半を両チーム無得点で折り返したあと、後半にはPKを獲得したチュニジアが先制。そのまま森保ジャパンに反撃を許さず、守備面のさらなるミスを突いてゴールを重ねたチュニジアが快勝を収める結果となった。
「チュニジアが日本に(サッカーの)レッスンを施してタイトル獲得」とチュニジア『TN』は報道。「キリンカップという大きな国際親善大会の優勝は数ヶ月後のワールドカップに向けてチュニジアをもう一段上のレベルへ引き上げる」と勝利を喜んでいる。
「あらゆるレベルで、特に守備面でうまくやれた試合だった。スター選手全員を揃え、観客とホームのアドバンテージもあったサムライを打ち破ることができた」とチュニジア『Webdo』も伝えた。
『アフリカトップスポーツ』は「カルタゴの鷹(チュニジア代表の愛称)が日本に何もさせなかった」と試合について報道。「試合の流れは地元チームが支配していた」としながらも、「森保一のチームは流れに反してチュニジアに止められた。チュニジアはより現実的だった」とチャンスを得点に繋げた決定力を強調している。
アフリカ予選を突破してカタールワールドカップ出場を決めているチュニジアは、グループステージでデンマーク、オーストラリア、フランスと対戦予定。今回の戦いは本大会での躍進に向けて大きく弾みをつけるものとなるかもしれない。