7大会連続出場となったワールドカップを闘い終えた日本代表。2大会連続のラウンド16敗退となったが、グループステージではドイツとスペインを撃破する偉業を成し遂げた。
そうしたなか、仏紙『L'Equipe』によるワールドカップの監督ランキングが判明。
1位に輝いたのは、オーストラリアを指揮したグラハム・アーノルド監督だった。59歳の同氏は元Jリーガーであり、2014年にはベガルタ仙台を指揮したこともある。
同紙は全試合で監督に採点をつけており、アーノルド監督は平均値で最も高い6.75という評価を得た。
今大会のオーストラリアは2勝1敗でグループステージを突破したが、ラウンド16でアルゼンチンに敗戦。4試合の内訳は、フランスに4-1●、チュニジアに0-1〇、デンマークに1-0〇、アルゼンチンに2-1●。
『The West Australian』によれば、アーノルド監督は「(ランキングを)見たけれど信じられないね。でも、全ての賞賛は、選手、スタッフに向けられるべきだ。素晴らしいW杯だった。ファイナリストになった2か国と対戦したことは、我々にとって夢のようだった」と話していたそう。
そして、2位は日本代表の森保一監督で6.50。アジア枠から出場した2か国の指揮官が上位を占めることになった。
3位はアルゼンチンのリオネル・スカローニ監督とモロッコのワリド・レグラギ監督の6.43。5位はフランスのディディエ・デシャン監督で6.29となっている。
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なお、日本代表選手のなかで平均採点が最も高かったのは、吉田麻也で6.25。世界で最も高かったのは、フランス代表FWキリアン・エムバペの7.17だった(唯一の7点台で、リオネル・メッシは6.71)。