日本サッカー協会(JFA)は21日、日本代表が9月に行われる国際親善試合アメリカ代表と対戦することを発表した。

 日本代表は9月にヨーロッパへ遠征し、同23日にアメリカ代表と対戦することが決定。なお、会場やキックオフ時間、テレビ放送などは調整中だという。また、もう1試合も行う予定ではあるものの、対戦相手は未定となっている。

 アメリカ代表のFIFAランキングは現在15位(日本代表は現在23位)で、同国との過去の対戦成績は1勝1敗(5得点4失点)となっている。

 日本代表は今後、7月19~27日にかけて日本で開催されるEAFF E-1 サッカー選手権2022に参加するものの、同大会は国際Aマッチウィーク期間の開催ではないため、海外組選手の所属元であるクラブは招集に応じる義務がない。これにより、フルメンバーが揃うのは9月の活動のみで11月21日から開催されるFIFAワールドカップカタール2022に臨むことになる。

 W杯前最後の活動でアメリカ代表との対戦が決定したことを受け、森保一監督は21日に行われたオンライン会見で「本大会に向けてすごくいい準備となる対戦相手と組ませてもらったと思っています。アメリカは北中米カリブ海予選などでコスタリカとも対戦しています。ドイツやスペインと本大会で対戦することを考えた時も、アメリカの選手はヨーロッパにいい選手をたくさん輩出しているので、ヨーロッパ基準の対戦ができると思っています。アメリカも本大会でいい結果を残すためにベストをぶつけてくると思いますし、モチベーションも高いと思うので、我々にとってもありがたい相手だと思います」と意気込みを語っている。