カタール・ワールドカップ(W杯)では、日本代表とも対戦するドイツ代表だが、その“愛称”について議論がなされている。

2014年のブラジルW杯では優勝を果たしているドイツ代表。チームの愛称として「Die Mannschaft(ディー・マンシャフト)」が採用されている。

これはW杯制覇後の2015年にドイツ代表のマネージャーを務めるオリバー・ビアホフ氏が呼称として導入したもの。意味は「これがチームだ」というものだが、廃止の方向で話が進んでいる。

ドイツサッカー連盟(DFB)のベルント・ノイエンドルフ会長は、この呼称について終わる可能性があることを20日にコメント。7月末に結論を出すという。

「終わりが来る。7月末に責任機関の会合が開かれ、決定が確実に下される。終わりのない話には興味がない」

「今回の定性調査では、我々のイメージを固め、意見をまとめることができるはずだ。ただ、調査に依存することはない」

この言葉の生みの親とも言われるビアホフ氏は「我慢すれば良い」と会長の決定を受け入れることを示唆。日本と対戦するときにはもう使われない愛称となっていそうだ。