日本サッカー協会は6月21日、9月23日にカタール・ワールドカップに向けた日本代表の強化試合で、アメリカ代表とヨーロッパ(詳細な開催地は未定)で対戦することを発表。これを受けて、米メディア『NBC Sports』も「グレッグ・バーハルターが率いる代表チームが、ヨーロッパで2つの親善試合をすることは明らかになっていたが、そのひとつは日本だ」と伝えている。

「アメリカ代表はカタールW杯のグループBに配され、イングランド、ウェールズ、イランと同居する。9月の2つの試合は、アメリカ代表にとって11月に開幕するカタールW杯前の最後の試合となる。日本戦は9月23日に行なわれ、ホストは相手国となるようだ」

 そして、森保ジャパンについては、「スターとして挙げられるのはリバプールの南野拓実、アーセナルの冨安健洋、フランクフルトの鎌田大地。数人のベテラン戦士に加え、才能のある若手もたくさん育っている」と評している。
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 また、「代表チームのもう一つの対戦では、我々がグループステージで対戦するイングランド、ウェールズに似たスタイルの国を探している」としており、日本は同じアジアの”仮想イラン”の役割も担っていると言えそうだ。

「W杯前のとても貴重な機会になる。アメリカ代表チームにとっては、CBとCFで最終的に先発で起用する選手を試す、最後のチャンスになるだろう」

 FIFAランキングでは日本の23位を上回り、15位につけているアメリカ。プレミアリーグのチェルシーに所属するクリスティアン・プリシッチら若い才能豊かなアタッカーを擁するチームを相手に、森保ジャパンはどのような戦いを見せることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部