アーセナルが移籍マーケットで積極的な動きを見せている。
 
 すでに攻撃的MFのファビオ・ヴィエイラ(22歳/ポルトから)、GKのマット・ターナー(28歳/ニュー・イングランドから)、ウインガーのマルキーニョス(19歳/サンパウロから)と3人の新戦力を獲得。さらにリーズに所属するブラジル代表のラフィーニャに急接近している。
 
 リーズの要求額は6500万ポンド(約107億円)。最初のオファーは跳ね除けられたが、ボーナスを含めたビッグオファーで再トライしている。ステップアップの移籍を望むラフィーニャは今夏の退団が既定路線だけに、金銭面で折り合いがつくかが焦点。早ければ6月中に契約が成立するかもしれない。
 
 バルセロナも獲得に乗り出しているが、資金的にリーズ側が求める金額は用意できないだろう。
 
 昨シーズンのリーズで大ブレイクを果たし、いまやブラジル代表のレギュラーにまで上り詰めたラフィーニャの主戦場は右ウイング。入団が決定すれば、アーセナルでは右SBの冨安と縦の関係を築くことになる。
 
 アーセナルはさらにガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)の獲得にも乗り出しており、その動向にも注目が集まる。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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