【プレミアリーグ】ブレントフォード0-3アーセナル(日本時間9月17日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム)
ピッチサイドに流れてくるボールを選手に渡そうとした一人の“ボールガール”。しかし、跳ね返りをうまくキャッチできず、ボールはピッチへコロコロ……。慌てて追いかける少女の姿が、試合の緊張感をよそに「可愛い」と注目されるワンシーンがあった。
開幕から6試合を終えて首位を走るアーセナルは、敵地でブレントフォードと対戦。2位につけるマンチェスター・シティとの勝ち点差は1ポイントしかなく、絶対に落とせない一戦だ。それだけに気合十分のスタートを見せ、序盤に2点を奪取して勢いづいていた。
さらに追加点を狙うアーセナルが、一時、相手に攻め込まれていた36分の場面だ。スタジアムには熱のこもった両チームへの声援が響き渡るなかで、“ほっこりする一幕”が訪れた。
ブレントフォードがアーセナル陣内に攻め込み、右サイドをえぐってクロスを上げると、ボールは誰も触れることなく逆サイドへ転々と流れていく。そのままラインを割り、イングランド代表・ホワイトがゆっくり走っていくと、ラインの外に座っていたのが、一人のボールガールだった。ホワイトがラインの外で軽く蹴ったボールが壁に当たって跳ね返り、ピッチへ向かって転がっていく。「スローインするボールを選手に渡す」という大事な任務を持つボールガールは、ボールをキャッチできず、慌てて立ち上がって追いかける。ABEMAで視聴していたファンは思わず「ボールガール可愛い」とつぶやくシーンだった。
現地映像が切り替わると、リプレイで映し出されたのは、ブラジル代表・ジェズスとブレントフォードのデンマーク代表・イェンセンとの激しいマッチアップの場面。プレミアリーグらしい激しい体のぶつかり合いと、直前に流れた少女のギャップがシュールだった。
試合はホワイトのスローインで再開し、その後、後半に1点を追加してアーセナルが今季6勝目。日本代表・冨安健洋も86分から出場してチームの完封勝利に貢献した。(ABEMA/プレミアリーグ)