ロンメルSK(ベルギー2部)に所属するU-21日本代表MF斉藤光毅が、スパルタ・ロッテルダム(オランダ1部)に期限付き移籍するようだ。24日、オランダメディア『Voetbal International』が報じた。

 スパルタは2022-23シーズンに向けて24日から練習を開始しており、斉藤が練習場に姿を見せたようだ。地元メディア『Rijnmond』のシンクレア・ビショップ記者は、「こちらがスパルタの新加入選手である斉藤光毅です」と、練習を見学する斉藤の写真をTwitterに投稿している。

 現在20歳の斉藤は、横浜FCの育成組織出身。2018年7月に16歳でトップチームデビューを果たした。同クラブで公式戦通算67試合に出場し、2020年11月にシティ・フットボール・グループの傘下であるロンメルへの完全移籍が決定。2021-22シーズンは公式戦22試合に出場し、6ゴール2アシストをマークした。

 また、世代別の日本代表でも活躍しており、先日まで行われていたAFC U-23アジアカップウズベキスタン2022に参加。全6試合に出場し、U-21日本代表の3位入賞に貢献した。

 スパルタは1888年に創設されたオランダ最古のプロサッカークラブ。6度のトップリーグ優勝と3度のKNVBベーカー優勝を誇っている。2021-22シーズンのエールディヴィジは18チーム中14位で終えて残留を達成した。