全北現代モータース(韓国1部)は8日、MF邦本宜裕が酒気帯び運転で摘発されたことをクラブ公式サイトで発表した。

 発表によると、邦本は現地時間8日未明に摘発された。全北現代は規定に基づいて直ちに大韓サッカー協会など関係機関に報告を行い、同選手は現在調査を受けている最中だという。同クラブは「今後、飲酒運転の状況など詳細な事実関係を把握し、適切な処分を行う予定です。クラブといたしましては、今回の件を深く反省し、教育・管理の徹底により、二度とこのようなことが起こらないよう、全力を尽くしてまいります」と今後の対応を示し、「シーズン中に思わぬ不祥事を起こし、ファンの皆様にご心配をおかけしたことを改めて心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 現在24歳の邦本は、浦和レッズユース出身。2015年にアビスパ福岡へと加入したが、2017年5月に「クラブの秩序風紀を著しく乱した」として、契約条項違反で同クラブを退団していた。

 2018年1月に当時Kリーグ1の慶南FCに加入し、初年度はリーグ準優勝とクラブ史上初のAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。2020年に全北現代へのステップアップを果たし、リーグ連覇を達成している。2022シーズンはここまで公式戦18試合に出場し、4ゴールを挙げていた。