日本代表のFW町野修斗(湘南ベルマーレ)が18日、メディア対応を行なった。

 7月19日から27日にかけて開催されるEAFF E-1 サッカー選手権 2022に臨む日本代表。国際Aマッチウィーク期間の開催ではないため、海外組選手の所属元であるクラブは招集に応じる義務がない。このことからメンバーはオール国内組となる26名が招集され、10名がA代表初選出となった。

 初招集された町野は「普段敵同士でいる選手たちが集まって実感がかなりわきました」と心境について言及。さらに代表での目標を聞かれると、「3ゴールを目標にしています」と返答し、「やっぱりパスも出て来ると思うし、チャンスは3本以上必ずあると思っているので、しっかり決めたいなと思っています」と目標を明かした。

 初めての代表活動となる町野は「かなり責任のある試合になってくる。プレッシャーというかそういうものは少なからずあるが、楽しみの方が全然大きいかなという感じではあります」と語った。また、自身にとって日本代表というのは「常に目標だった」とコメントした一方で、「テレビで見る側だったので、目標、夢という感じでした」と代表の存在について口にした。

 今季の明治安田生命J1リーグでは19試合に出場し、得点ランキング4位タイの8ゴールを挙げている町野は「日々の練習でゴールする回数が増えてきて、町野に預けたら点を決めてくれるなという信頼感。そのおかげで試合中に出てくるパスも増えた。町野に預けたら大丈夫というイメージが作り出せたことが大きい」と今季活躍を見せている要因を明かした。

 そして、「目標は大きくというのが僕の中のモットー」と語った町野は「僕にとって一番大事なところはゴールという結果。ほかの部分でどれだけいいプレーをしていても、ゴールを取らないと目立てないし、評価もされないと思っている」ことを強調しつつ、「収めるところであったり、裏に抜けるところだったり、いろいろできるのが武器だと思っている。その多彩さを試合の中で見せたい」とE-1選手権への意気込みを語った。