EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会・第2節が24日に行われ、日本代表と中国代表が対戦した。

 ほぼ国内組で戦う大会の2戦目。森保一監督は6-0で勝利した初戦の香港代表戦からスタメンを総入れ替えし、サンフレッチェ広島中心のメンバーで構成。小池龍太、荒木隼人、野津田岳人、細谷真大が先発でA代表デビューを飾った。

 前半は日本が圧倒的にボールを握る展開となるが、中国の守備ブロックを崩すことができない。両者に得点が生まれずスコアレスで折り返す。

 日本は53分、脇坂泰斗のパスをペナルティエリア内で受けた細谷が至近距離でシュートを放ったが、枠に飛ばすことはできない。後半に入ってからも攻めあぐねる展開が続く日本は、62分に杉岡大暉と町野修斗を投入。さらに69分、宮市亮に代わって満田誠が出場し、A代表デビューを果たした。

 日本はその後も攻撃のテンポが上がらず、82分には西村拓真と相馬勇紀も投入。その直後、相馬が決定機を生み出す。コーナーキックのこぼれ球を回収し、緩急の付けたドリブルでペナルティエリア左を突破。グラウンダーで折り返すと、ニアの杉岡が合わせたものの、惜しくもシュートは枠を外れた。

 試合は得点が生まれないまま終了し、日本は連勝を逃した。次節は27日に行われ、日本代表は韓国代表と対戦。勝てば4大会ぶりとなるE-1選手権優勝が決まる。

【スコア】
日本代表 0-0 中国代表

【スターティングメンバー】
日本(4-2-3-1)
大迫敬介;小池龍太、荒木隼人、中谷進之介、佐々木翔(62分 杉岡大暉);橋本拳人、野津田岳人;宮市亮(69分 満田誠)、脇坂泰斗(82分 西村拓真)、森島司(82分 相馬勇紀);細谷真大(62分 町野修斗)