ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフは28日、同クラブ所属のU-21日本代表DF内野貴史の負傷について発表した。

 チーフドクターと放射線医学パートナーによる診断の結果、内野は左足首の前脛腓靭帯を断裂していることが判明。現地時間の29日金曜日に手術を受ける予定だという。なお、全治までの期間については明かされていないものの、クラブ公式サイトによると、離脱期間は「長期」に及ぶとされている。

 現在21歳の内野はジェフユナイテッド千葉の育成組織出身で、2018年にデューレン(ドイツ)の下部組織に入団した。翌年にアーヘン(ドイツ)の下部組織へと移籍し、2020年9月にトップチームデビューを飾ると、両サイドバックや守備的MFをそつなくこなすユーティリティ性を武器に定位置を確保。2020-21シーズンのレギオナルリーガ・ヴェスト(ドイツ4部リーグ相当)では、41試合中35試合に出場した。

 2021年7月にはデュッセルドルフのⅡ(U-23チーム)に加入。21-22シーズンはレギオナルリーガ・ヴェストで31試合に出場した。今年3月にはブンデスリーガ2部第26節パーダーボルン戦でスタメン出場を果たし、トップチームデビューを飾った。22-23シーズンはここまでブンデスリーガ2部で1試合、レギオナルリーガ・ヴェストで1試合に出場している。

 6月にはAFC U-23アジアカップ2022に臨むU-21日本代表に招集。5試合に出場し、2アシストを記録した。