リーグ・アンのスタッド・ランスが獲得を目指していると報じられる日本代表MF伊東純也(29)だが、その動きは本格化しているようだ。
昨シーズンのジュピラー・プロ・リーグでは16アシストを記録してリーグのアシスト王に輝き、日本代表としてはカタール・ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選で、チームをW杯へ導く活躍を見せていた伊東。今夏の移籍市場では、ヘンクを離れる可能性が度々報じられてきた。
ブンデスリーガのレバークーゼンが早々に興味を示しているとされた中、移籍話は進展せず。その間にジュピラー・プロ・リーグは開幕。クラブ・ブルージュとの開幕戦ではチームは3-2で敗れたものの、伊東は早速1アシストを記録していた。
そんな中で熱心に伊東の獲得に動いているのがスタッド・ランス。特にオスカル・ガルシア監督が伊東に惚れ込んでいるとされている。
「残留宣言はしていない」と自身のツイッターで明かしていた伊東だが、どうやら移籍の動きが進展。ベルギー『Het Laatste Nieuws』によれば、チームのトレーニングを外れ、個別のトレーニングを実施しているという。
ヘンクは契約解除条項で設定されている1000万ユーロ(約13億7000万円)の支払いをスタッド・ランスに求めるようだが、支払う気はあるとのこと。早ければ、すぐにでも移籍がまとまるとされている。
ヘンクではここまで公式戦144試合で29ゴール49アシストを記録。チームの中心選手として活躍を続けたが、ついにステップアップの時が来たようだ。
なお、伊東がスタッド・ランスに移籍した場合は、GK川島永嗣(ストラスブール)、FWオナイウ阿道(トゥールーズ)、MF南野拓実(モナコ)に続いて今季4人目のリーグ・アン所属日本人となる。