ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第2節が30日に行われ、サークル・ブルッヘとアンデルレヒトが対戦した。サークル・ブルッヘに所属している上田綺世はセンターフォワードの位置でスタメン出場を果たしている。
試合は17分に動く。良い形でプレスをかけたディノ・ホティッチが敵陣ペナルティエリア内でボールを奪い、中央へ。最後は上田が押し込みネットを揺らしたものの、ホティッチのプレーがファウルと判定され、ゴールは認められなかった。
34分にはアンデルレヒトにアクシデント。自陣でフリーキックを与えた際、イシャク・アブドゥルラザクがマークに付いていたレオナルド・ロペスに肘打ちを食らわせ、レッドカードが提示。アンデルレヒトは残り60分近くを10人で戦うこととなってしまった。
スコアレスで折り返した後半、75分に試合が動く。左サイドでカウンターに出たサークル・ブルッヘは、オリヴィエ・デマンがルイス・トーレスとパスを交換しながらペナルティエリア内に侵入。マイナスへの折り返しをルイス・トーレスが流し込み、ホームのサークル・ブルッヘが貴重な先制点を記録した。
試合はこのままタイムアップ。上田は後半途中からポジションを2列目に落とし、2試合連続のフル出場を果たした。
次節、サークル・ブルッヘは7日にスタンダール・リエージュと対戦する。一方、アンデルレヒトは4日にヨーロッパカンファレンスリーグ・3次予選ファーストレグのバイデ戦を控えている。リーグ戦では7日にセランと対戦予定だ。
【スコア】
サークル・ブルッヘ 1-0 アンデルレヒト
【得点者】
1-0 75分 ルイス・トーレス(サークル・ブルッヘ)