サークル・ブルッヘ所属の日本代表FW上田綺世(23)は30日、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)第2節・アンデルレヒト戦でフル出場。チームの勝利に貢献したが、チーム状態や同選手の起用法を巡って日本国内のサッカーファンから様々な意見が上がっている。
上田綺世は今月1日、明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズからサークル・ブルッヘへ完全移籍。9日の練習試合・OGCニース戦でデビューすると、16日の練習試合・FCVデンデル(ベルギー3部)戦では移籍後初ゴールをあげる。
そして今月24日には、ジュピラー・プロ・リーグ開幕節・ウェステルロー戦で先発出場。公式戦デビューを果たしたが、本職ではないトップ下でスタメンに抜てきされたことから、鹿島アントラーズサポーターやJリーグファンからは「上田綺世トップ下はないだろ」、「トップ下で使うっておかしいだろ」というコメントが数多く上がっていた。
そんな上田綺世はアンデルレヒト戦でも先発出場。「4-2-3-1」の前線1トップに配されたが、78分にトーゴ代表FWケビン・デンキー(21)が途中出場すると再びトップ下でプレーしている。
するとツイッターでは「トップ下上田綺世は理解できない」、「便利屋になってしまう…」、「そのうちサイドハーフやらされるのでは…」と、同選手の今後を心配する声が噴出。ウェステルロー戦につづき、起用法に対する批判も多く見られている。さらに「上田綺世にパスが来ない」、「このクラブ酷いな」という声も上がっている。
なお上田綺世はアンデルレヒト戦で18分、プレスでボールを奪った味方選手のクロスにゴール前で合わせてゴールネットを揺らした。しかし、直前のプレーでファウルがあったとしてゴールは認められていない。