ウエスカに加入した日本代表MF橋本拳人が入団会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
【写真】ウエスカのユニフォームを着て笑顔の橋本拳人
FC東京やロアッソ熊本でプレーした橋本は、2020年7月にFC東京からFCロストフへと完全移籍した。
ロストフでは持ち前のハードなプレーと飛び出しの能力を発揮。公式戦30試合で8ゴール3アシストを記録した。
しかし、今年2月にロシアがウクライナへ軍事侵攻を開始。これにより、ロシアでプレーする外国籍選手は特別措置でフリーで移籍することが可能に。橋本はヴィッセル神戸へとレンタル移籍で加入した。
神戸では加入当初こそポジションを掴めなかったが、徐々に出番を得ると、10試合で1ゴールを記録。レンタル期間の延長が発表された中、突如ウエスカへの完全移籍が決定した。
日本代表に選出していた橋本はEAFF E-1サッカー選手権での活動を終えてチームに合流。今回の加入について改めてコメントした。
「僕は自分を努力家だと思っている。子供の頃からスペインリーグでプレーするのが夢で、ウエスカでは最高のチャンスに恵まれたと思う」
ウエスカには、かつて元日本代表FW岡崎慎司(カルタヘナ)が在籍。チームもラ・リーガに昇格するなど、良い時期を過ごしていた。
橋本は岡崎からもアドバイスがあったと言い、「岡崎さんに話を聞いたところ、このクラブはとても上手くいっていて、雰囲気もとても良いと聞いています。だから、ここに来たいとすぐに思いました」とコメント。ウエスカへの移籍の後押しになっていたと明かした。
また、ウエスカの試合を見た印象については「アグレッシブで組織的なスタイル」と語った橋本。自身のプレースタイルがハマりそうだが、開幕は14日。コンディションを上げて、開幕からプレーできるだろうか。
【写真】ウエスカのユニフォームを着て笑顔の橋本拳人