アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(25)は、UeFAスーパーカップの対戦相手であるレアル・マドリードから警戒されているようだ。3日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
鎌田大地は2021/22シーズンのブンデスリーガで32試合に出場して4ゴール3アシストをマークしていた。UEFAヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝2ndレグ・バルセロナ戦の追加点アシスト、準決勝1stレグ・ウェストハム・ユナイテッド戦の決勝ゴールなど、大舞台での勝負強さを発揮。攻撃陣の中心選手としてEL優勝に大きく貢献している。
また今季は元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(30)の加入もあり、直近の練習試合ではトップ下ではなく中盤センターの一角でプレー。今月1日のDFBポカール1回戦・マクデブルク戦でもボランチで先発出場すると、2ゴールをあげてチームを勝利に導いていた。
その中『マルカ』は「鎌田大地は彼自身の戦いに勝利した。数多くの議論をへて、UEFAスーパーカップに出場する」と見出しをうち、同選手に関する特集記事を掲載。「鎌田大地は今季ブンデスリーガの注目選手として紹介されている。レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督は、来週水曜日のUEFAスーパーカップで注意を払うべきだ」と綴っているほか、フランクフルトでの構想外から主力選手になるまでの軌跡を紹介している。
また、昨季のEL準々決勝・バルセロナ戦での活躍ぶりにも触れるとともに「シャビとバルセロナは鎌田大地についてよく知っている。彼はヨーロッパリーグ制覇に欠かせない存在だった」と説明している。
なおフランクフルトは今月5日のブンデスリーガ開幕戦でバイエルン・ミュンヘンと対戦。10日にレアル・マドリードとのUEFAスーパーカップを控えている。欧州屈指の強豪クラブとの連戦で、鎌田大地が結果を残せるか注目が集まる。