デュッセルドルフの日本代表MF田中碧が、好調の今シーズンについて語った。ドイツ『ビルト』が伝えた。

【動画】田中碧が今季初アシスト!相手を引きつけ見事にパス

昨夏川崎フロンターレからデュッセルドルフへとレンタル移籍した田中。自身初の移籍、それも海外挑戦となった中、1年目は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で29試合に出場し1ゴール1アシストを記録していた。

昨シーズンはカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選も途中から招集を受けると、最終予選初出場となったオーストラリア代表戦ではいきなりゴールを記録しチームに貢献。そこから7試合連続で出場。6月の4試合も全てに出場していた。

その前には東京オリンピックも戦っていた田中は、Jリーグから1年以上休みなくプレーを続けることになっていた。

田中は昨シーズンについて改めて振り返り、疲労もあったとした。

「去年はとても疲れました。日本代表に参加したのは初めてで、それからはいつも往復の旅でした。あまりのことに僕もプレッシャーを感じていました」

「今はまたフレッシュな気持ちで、だからこそ、どんどん良くなっていっていると思います」

今シーズンはすでにリーグ戦2試合とDFBポカールを戦っている中、3試合全てにフル出場。DFBポカール1回戦ではオッフェンバッハに対して2アシストの活躍を見せ、チームも3連勝と好調を維持している。

その田中はまだまだ満足していないと語り、昨季感じた数字を残すことに拘りたいとした。

「でも、もっとできると思っています!例えば、僕はゴールに関してもっと危険な選手でなければいけません。より多くのボールを保持して、チームを助けたいです」

今季もダブルボランチの一角で起用されている田中だが、自身のポジションはインサイドハーフ(8番)が一番適していると感じているという。

「僕は常にボールをフィールド全体に供給試合ので、8番が最適だと思っています」

カタールW杯では日本代表にとっても重要な存在になるであろう田中。このまま好調を維持し続け、更なる成長なるか注目だ。

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