リーグ・アン第2節が13日に行われ、FW南野拓実が所属するモナコはレンヌとホームで対戦した。6日に行われた開幕節ストラスブール戦(○2-1)を欠場していた南野は、ベンチからリーグ・アンでのデビューを待つことになった。

 モナコは13分に決定機。右サイドバックのヴァンデルソンが左足で強烈なミドルシュートを放ったが、クロスバーに嫌われた。

 すると15分、モナコが退場者を出してしまう。ルーズボールをめぐる争いのなかでユスフ・フォファナがマルタン・テリエの右足首を踏んでしまい、一発レッドカードで退場となった。

 数的不利となったモナコは31分、浮き球を収めようとしたブリール・エンボロが、飛び出してきた相手GKスティーヴ・マンダンダのパンチを食らってPKを獲得する。キャプテンのアクセル・ディザジがキッカーを務めたが、右下を狙ったシュートはマンダンダにコースを読まれて止められた。

 同点で折り返すと、59分にレンヌが先制する。アルノー・カリムエンドの折り返しに合わせたバンジャマン・ブリジョーのシュートは不発に終わったが、こぼれ球に反応したガエタン・ラボルドがネットを揺らした。

 72分、モナコが試合を振り出しに戻す。ブリール・エンボロが相手GKにプレッシャーをかけてボールを奪うと、ボールがそのままゴールに吸い込まれた。

 その後は一進一退の攻防が続き、最後まで緊迫した展開に。終了間際にはモナコがビッグチャンスを迎えたが、途中出場の相手GKドアン・アレムダールのファインセーブに阻まれて逆転とはならず、1-1で決着した。結局、南野に出番はめぐってこなかった。次節、モナコは20日にホームでRCランスと、レンヌは21日にホームでアジャクシオと対戦する。

【スコア】
モナコ 1-1 レンヌ

【得点者】
0-1 59分 ガエタン・ラボルド(レンヌ)
1-1 72分 ブリール・エンボロ(モナコ)