ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は13日、プレミアリーグ第2節・ニューカッスル・ユナイテッド戦で公式戦デビュー。ブライトンのグラハム・ポッター監督も同選手のパフォーマンスに一定の評価を与えた。14日、アイルランドメディア『breakingnews』が伝えている。

 三笘薫は先月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル期間を終えてブライトンへ復帰すると、プレシーズンマッチで持ち前のドリブル突破を何度も披露。周囲からの評価を高めていたが、今月7日のプレミアリーグ開幕節・マンチェスター・ユナイテッド戦では出番がなかった。

 しかしニューカッスル戦では後半30分からピッチに立ち、プレミアリーグでデビュー。左サイドから複数回チャンスを演出すると、40分にはイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(31)をドリブルで抜き去り、ペナルティエリアに侵入。ゴール前にパスを供給するなど、相手守備陣に脅威を与えていた。

 試合後、ポッター監督は三笘薫について「いいプレーができたし、まだまだこれからだ。彼は相手のサイドバックに問題を起こすし、ドリブル突破の能力もある。そうした彼のクオリティは、確かに我々が必要としているものだ」とコメント。

 『breakingnews』は「三苫薫は終盤に勢いをつけるためにベンチからスタートし、ブライトンでプレミアリーグデビューを果たした。ポッター監督は、彼がトップチームでレギュラーとしてプレーすることで、チーム全体を次のレベルに引き上げることを期待している」と評するなど、三笘薫がチームに与える影響について推察している。

 ブライトンは開幕節・マンチェスター・ユナイテッド戦で勝利した後、ニューカッスル戦を0-0で引き分けで終えている。チームが好スタートを切る中、三笘薫の能力に期待が高まる。