次節にバルセロナと対戦するレアル・ソシエダの予想スタメンなどを、地元メディアが公開公開した。日本代表MF久保建英への期待が高まる中、その起用法はどうなるのか――。

■カディス戦MVP

 2022/23シーズンのラ・リーガ開幕戦で、久保は先発の形でソシエダデビュー。スペイン代表MFブライス・メンデスやMFミケル・メリーノ、元スペイン代表MFダビド・シルバなどとともにプレーした。注目された一戦で堂々としたプレーぶりを披露したばかりか、初ゴールを決めることになる。

 背番号14を背負う日本代表は、カディス戦で決勝ゴールを奪ってMVPにも輝いただけに、気になるのが次節の動向だ。対戦相手のバルセロナは、久保にとって”古巣”。下部組織で育っただけに、特別な思いもはるはずだ。

 スペインメディア『マルカ』は、現地時間8月16日にラ・リーガ第2節の各試合のスタメンとフォーメーションを予想布陣を公開。バルセロナをホームに迎えるレアル・ソシエダのフォーメーションは、4-3-3としている。

■久保は左ウイングで先発か

 予想されたスターティングメンバー11人の中に、久保の名前もある。『マルカ』は左ウイングと予想し、最前線にイサク、右ウイングにブライス・メンデスとしている。ダビド・シルバは右のインサイドハーフで、久保に開幕戦でアシストパスを送ったメリーノは左のインサイドハーフと予想している。

 ポジションを争うライバルと目されていたメンデスとシルバと再び共存すると同時に、メリーノと近い位置でプレーする可能性があるということだ。

 一方、バルサでは前節のラージョ・バジェカーノ戦から3人が代わると予想されている。開幕戦で退場処分となったセルヒオ・ブスケツに代わりフレンキー・デ・ヨング、ガビに代わりフランク・ケシエ、ハフィーニャに代わりアンス・ファティが入ると予想された。

 久保は、バルサ相手に開幕戦同様の躍動を見せることができるだろうか。