矢部浩之が「想像を超えていた」と語る、サッカー日本代表キャプテンの裏仕事「ほんま中間管理職やな」

　ABEMAは8月17日の『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』にて、テレビ朝日・ABEMA ワールドカップキャスター矢部浩之とサッカー日本代表キャプテン吉田麻也のスペシャル対談を放送した。

【映像】矢部浩之と吉田麻也のスペシャル対談

　矢部浩之と吉田麻也のスペシャル対談では、3度目のFIFAワールドカップへの想い、サッカー日本代表としての苦悩や決意を打ち明けた。冒頭矢部から「テレビ朝日・ABEMA ワールドカップキャスターに就任いたしました！」と発表があると、吉田から「この拍手のためにこれだけ用意した感じですか？」と笑みを浮かべながら返答。続けて矢部が「就任して一発目のロケが吉田選手と対談」と話すと吉田は「まじめなやつですね」と語った。

　やべっちFCとの縁について「やべっちFCが終了するときに、いろんな選手が声上げてくれて、吉田選手もそうなんです」と矢部が感謝の意を伝えると、吉田は「こちらこそ、お礼を言わなきゃいけない。長い間、本当にありがとうございました」と語った。当時を振り返り、矢部は「なんかグッときましてね。吉田選手も長い間、本当にありがとうございましたと、そこまでは良かったです。ただ吉田選手が（SNSに）あげた写真が、前田有紀（元テレビ朝日アナウンサー）との2ショットで」と話し、吉田選手も思わず背中をのけぞり笑うと、被せるように「やべっちFCやんか」と語り、会場は笑いに包まれた。

　またやべっちFCに初出演した高円宮杯の試合前インタビューなどを振り返ると、吉田から「昔の映像が歴史を作っていくので、ほんと貴重だなと思います。民放でサッカーを子どもたちが見る機会が少なくなった。もっと露出を増やしてテレビに出て、出方がすごく大事だと思いますが、サッカーをライト層にも見てもらうのもすごく大事」と真っすぐな視線で熱く語った。矢部も「メディアの方、全てに届けばいいですね。（サッカー日本代表）キャプテン吉田選手の言葉、私は大賛成です」と吉田の意見に強く同調した。

　サッカー日本代表キャプテンの役割について、「長谷部誠選手は中間管理職みたいに表現を」と矢部が話すと、これに吉田も「本当にそうだと思います」と吉田も同調、矢部から「分かりやすいので、何かあります？」と聞かれると、「JFA夢フィールドにどういう器具をいれたいか、風呂をいれたいか」など意外な役割を明かした。この裏仕事には矢部も「俺、ちょっと想像を超えていた」と驚きをあらわに。他にも酒井宏樹が「サウナつけたいです」と日本サッカー協会の田島幸三会長に直談判すると、吉田もプッシュして（サウナを）付けていただというエピソードも語り、「ほんま中間管理職やな」と矢部が思わずツッコミを入れた。

　最後にFIFAワールドカップへの決意について、「グループリーグは本当に初戦が全て。初戦に勝てるかどうかで、大会の流れが大きく変わっちゃう」と語ると、矢部から「今回ですよね？新しい景色見るのは、ベスト8！」と聞かれると、「僕の目標は、ずっとそこにありますから、それを超えたら誰にも何も言わせないです」と3度目となるワールドカップへの並々ならぬ情熱を語った。