レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英がトレーニングで見せたプレーに称賛が集まっている。

■圧巻トラップを2度見せる

 ソシエダの日本語版公式ツイッターは「今日のトレーニングでも高い質のプレーを見せるタケ」というテキスト(文章)とともに動画を投稿。そのなかで久保は、ミニゲーム形式の練習で右サイドのアタッカーとしてプレーしており、後方からのロングボールをトラップするシーンが2回映されていた。
 
 1度目のトラップでは左足のインサイドで足元にピタッと止めており、2度目は浮き球がワンバウンドした瞬間に足裏で抑えて完璧にコントロール。スムーズに次のプレーに移っている。

 この圧巻トラップを見たファンたちは、
「トラップだけでご飯3杯いける」
「ビタ止めトラップで笑う」
「なんこれ、やば」
「トラップの音気持ち良すぎだろ」
といったコメントを送っている。

 また、「小野伸二と同じ匂いがする!」と、圧倒的なテクニックの持ち主と知られる元日本代表MFと比較する声も挙がっていた。

■バルセロナ撃破へ

 そんな久保は8月14日に行われたラ・リーガ開幕節のカディス戦にてスタメン出場し、決勝ゴールを記録。幸先いいスタートダッシュに貢献していた。

 そして21日の第2節ではホームにバルセロナを迎え撃つ。当サイトでも取り上げたように、スペインメディア『マルカ』は、久保が4-3-3の左WGとしてスタメン出場すると予想。またCFにはアレクサンデル・イサク、右WGにブライス・メンデスが入ると予想している。

 ラ・リーガの舞台でマジョルカ、ヘタフェに続き、ソシエダでもゴールを決めた久保。これでスペイン1部の3クラブで得点を記録した初の日本人選手になった。今年で21歳を迎えた日本代表MFは、世界屈指の強豪相手にもネットを揺らすことができるか。