日本代表FWの古橋亨梧と前田大然がセルティックを勝利に導いた。

■前田のクロスに古橋が合わせる

 セルティックは8月21日、スコティッシュ・プレミアシップの第4節にてハーツと対戦。チームは3トップに右から前田大然、古橋亨梧、ジョタを並べて挑んだ。

 すると13分、いきなり試合が動く。デイビッド・ターンブルが右サイドの前田にパスを出すと、前田は対面のDFを剥がしてペナルティエリア右から低いクロスを上げた。これを待っていたのは古橋。ファーサイドにてフリーで合わせ、3戦連続となるゴールを突き刺した。

 前節と同様に日本代表の2人によって先制したセルティックは、1-0のリードを保ったまま後半へ突入。56分にはターンブルを下げて、開幕戦以来の出場となる日本代表MF旗手怜央を投入した。

 以降もスコアは動くことなく時間が進んでいくと、アディショナルタイムにセルティックが追加点を挙げる。91分、ペナルティエリア右で旗手からのリターンパスを受けたヨシプ・ユラノビッチがクロスを上げ、ゴール前でギオルゴス・ギアクマキスが合わせてネットを揺らした。

 これにてリードを広げたセルティックが2-0で勝利。これで開幕戦から4連勝を記録している。

■現地メディアも絶賛

 古橋と前田の活躍を現地メディア『THE CELTIC WAY』も絶賛。

 古橋にチームトップタイの8点をつけて「彼の動きは見ていて楽しく、オフ・ザ・ボールのランニングとエネルギーレベルは素晴らしいものであった」と寸評した。

 前田には7点をつけたうえで「ハーツのディフェンスに一瞬たりとも安らぎを与えなかった」と高い評価を与えている。

 今季も日本人が躍動するセルティック。この勢いを保ってリーグ2連覇を達成できるか。