フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地が直接FKを沈めた。
■途中出場からゴール
鎌田は8月21日に行われたブンデスリーガ第3節のケルン戦でベンチ入り。0-0で迎えた69分にMFイェスパー・リンドストロムと交代してピッチへ投入された。
すると、途中出場からわずか2分後、自らファウルを受けて得たFKによってネットを揺らしてみせる。ファウルをもらった位置はペナルティエリア左で直接狙うにはやや厳しい場所だったが、鎌田は鋭いシュートで得点を狙う。
日本代表MFの右足から放たれたボールは、ニアサイドでストーン役をしていた相手の頭に当たってネットに吸い込まれた。前節のヘルタ・ベルリン戦に続いて2戦連続ゴール、さらには今季早くも公式戦4得点目を決めている。
見事な直接FK弾を決めた鎌田にはファンから多くのコメントが寄せられた。
「鎌田キレてますね」
「この角度決めるかい」
「この角度のフリーキックを決めれるようにまでなるとは…恐るべしっ!」
「ここから!?」
「FKの位置とコースがトニ・クロースと完全一致」
なお、鎌田のゴールで先制したフランクフルトだったが、82分に同点弾を決められて試合は1-1のドロー決着となっている。
■地元メディアも絶賛
この試合の鎌田のパフォーマンスについては、地元メディア『Frankfurter Rundschau』も絶賛している。
「体調不良で弱って長時間ベンチにいたのは残念だ。交代出場してからすぐにチームの主軸となった。ファウルをもらってFKになり、ボールを地面に置いて、ヨナス・ヘクターの頭を利用してシンプルに決める。この試合においてだけでなく、今季ここまででフランクフルトにおける最高の選手だ」
昨季は公式戦46試合で9ゴールだったが、今季は4試合ですでに4ゴール。これからも得点に絡むプレーを見せて、チームの勝利に貢献することを期待したい。