カタール・ワールドカップ（Ｗ杯）の日本語版公式ツイッターが、ジュビロ磐田に所属する元日本代表ＭＦ遠藤保仁のＦＫゴールを紹介した。

■デンマーク戦での２得点目

　カタールＷ杯のツイッターは、日本代表がこれまでのＷ杯で決めてきたベストゴールをランキング形式で毎日紹介。６位として紹介されたのは２０１０年の南アフリカＷ杯で決まった遠藤のゴールだった。

　遠藤はグループステージ突破がかかったこの試合でスタメン出場。日本は１７分に本田圭佑のＦＫで先制に成功すると、今度は遠藤がＦＫを沈める。

　ペナルティアークから５ｍほど離れた場所にボールをセットすると、背番号７は助走を取って壁の外を巻くようにシュート。右足から放たれたボールは曲がりつつゴール右へと向かって行き、相手ＧＫが手を伸ばしても届かない完璧なコースに吸い込まれた。

　その後、８１分に１点を返されたものの、８７分に岡崎慎司がゴールを決めて再度突き放し、日本が３－１で勝利。見事決勝トーナメント進出を果たしている。

　このゴールを見たファンからは「リアルで見て泣いた記憶。ヤットさんはこのゴールの後のダイビングヘッドもどきも良かった」や「これをテレビの前で見てたのを今でも鮮明に覚えてる」、「あの軌道は芸術的」といったコメントが寄せられた。

■これまでランクインしたゴールは？

　同アカウントは、日本代表がＷ杯で決めてきたゴールを８月１７日から紹介中。１０位は中山雅史が１９９８年フランス大会で決めた、Ｗ杯での代表史上初ゴールだった。

　９位は玉田圭司が２００６年のドイツ大会でブラジル代表相手に決めた力強いゴール。８位は前回のロシア大会で乾貴士が決めた、ベルギー戦でのスーパーミドルだ。そして７位には、２００２年の日韓大会で森島寛晃がチュニジア相手に決めたゴールがランクイン。初のグループステージ突破を手繰り寄せる得点となった。