【日本 3-0 韓国 E-1サッカー選手権】
EAFF E-1サッカー選手権2022の日本代表対韓国代表戦が27日に行われ、3-0の勝利を収めた日本が優勝を飾った。韓国各メディアも自国代表チームの敗戦について伝えている。
2戦2勝で首位に立つ韓国は引き分けでも優勝できる状況だったが、試合は前半から森保ジャパンが圧倒。両チーム無得点で折り返したが、後半には相馬勇紀、佐々木翔、町野修斗のゴールで3点を奪った日本が快勝で大会を締めくくった。
「0-3の惨敗」と韓国『聯合ニュース』は試合について報道。『朝鮮日報』も「文字通り惨敗」と表現し、『interfootball』は「0-3の無気力な大敗」と伝えている。
両チームが前回対戦した昨年3月の国際親善試合でも、日本が同じく3-0で韓国に快勝を収めていた。「16ヶ月前の悪夢が浮かぶ」「“横浜の惨事”に続いて2試合連続0-3」「今度は豊田の惨事」など、多くの韓国メディアが前回の敗戦にも言及。先月のU-23アジアカップで同じく日本に0-3の敗戦を喫したことも合わせて振り返っている。
「内容も悲惨だった」と『朝鮮日報』は、スコアだけでなく韓国代表の戦いぶりも批判。身長166cmの相馬にヘディング弾を決められたことについて「守備陣全員が無気力だった」と述べ、中盤は「パスを繋ぐという仕事を忘れた」「相手の強いプレッシャーにガタガタ」であり、「大人と子供の戦いのようだった」とも述べている。
町野が3点目のゴールを決めた後には、日本の選手たちがあらかじめ用意していたとみられるゴールパフォーマンスを笑顔で披露していたことにも注目。「日本が韓国を『もてあそんだ』という表現は決して言い過ぎではない」と屈辱感を表している。