【日本 3-0 韓国 E-1サッカー選手権】

 サッカー日本代表は27日、EAFF E-1サッカー選手権2022で韓国代表と対戦し、3-0で勝利を収めて優勝を飾った。森保一監督が試合と今大会を振り返ってコメントしている。

 前節中国戦で痛恨のドローに終わり、逆転優勝を飾るためには宿敵韓国に勝利が必須だった森保ジャパン。前半から韓国を圧倒すると、後半立ち上がりに相馬勇紀のヘディング弾で先制し、さらに佐々木翔、町野修斗とゴールを重ねて完勝でタイトルを獲得した。

「選手たちが自分たちの価値を示す、価値を上げるというこの大会での目的を持って、Jリーグの価値、そして日本のサッカーの価値を上げようとみんなが志してくれて、このE-1を優勝して価値を認めてもらおうということを選手たちが本当によくやってくれました」と森保監督は試合後に選手らを称えた。

 技術力と闘争心の両方を存分に発揮できた戦いだったと指揮官は振り返っている。「この試合は球際のところ、デュエルの部分が大切になるということで、スタートから魂を見せて球際のところ戦ってくれました。そしてテクニカルの部分でも、パスを繋いで、しっかり崩してゴールまで繋げるという部分。ハードワークとテクニックの部分、両方を見せてくれたと思います」

 11月に予定されるカタールワールドカップに向けた準備という意味でも、「収穫はすごくあります」と森保監督。「これからワールドカップに向けてさらにチームが積み上げていける戦いができたと思います」と手応えを示し、「ワールドカップでも我々は魂を込めて日本のために戦い日本サッカー歴代史上最高のベスト8以上を目指します。応援よろしくお願いします」とサポーターに向けてメッセージを送った。