日本代表MF久保建英(21)の弟であるMF久保瑛史(15)が、レアル・ソシエダ下部組織に加入した。27日、スペイン紙『noticias de Gipuzkoa』が伝えている。
久保瑛史は兄のバルセロナ下部組織退団とともにスペインから帰国し、横浜F・マリノスの下部組織でプレー。レアル・マドリード下部組織の練習に参加していたこともあり、昨年にスペイン紙『マルカ』がレアル・マドリード移籍の可能性を報じていた。
そんな久保瑛史は、今月23日の時点でレアル・ソシエダ下部組織入団テストを兼ねたトレーニングに参加していると伝えられていた、27日までに加入が決まったとのこと。
『noticias de Gipuzkoa』の報道によると、同選手は16歳以下の選手で構成されるカデーテAのチームに所属。27日に早速カデーテAのトーナメント・準決勝でプレーしたが、PK戦でシュートを外してチームも決勝進出を逃したという。
しかし『noticias de Gipuzkoa』は久保瑛史のデビュー戦について「兄のレベルや才能を彷彿とさせるほどの良いパフォーマンスを見せた」と高く評価している。
なお久保瑛史は18歳未満であるため、国際サッカー連盟(FIFA)の規定により公式戦には出場できないとみられる。兄がトップチームで活躍しているだけに、弟も存在感を発揮したいところだ。