カーザ・ピアに所属しているMF邦本宜裕が、29日に行われたプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)第4節のヴィトーリアSC戦で新天地加入後の初ゴールを記録した。ヴィトーリアSCに所属しているDF小川諒也はベンチスタートとなり、82分から途中出場している。
試合は7分に動く。カーザ・ピアは左サイドでボールを奪ってショートカウンターを発動。ブラジル人FWラファエル・マルティンスが逆サイドを見ると、邦本が右サイドを全力で駆け上がる。ボールを受けた邦本はワントラップから左足でシュートを放ち、狙い澄ました一撃がゴールネットを揺らした。
最終的にはこのゴールが決勝点となった。邦本は80分までプレーし、カーザ・ピアの2連勝に貢献。チームは開幕からの成績を2勝1分1敗とした。一方、ヴィトーリアSCは開幕連勝スタートとなったものの、第3節より連敗を喫することに。ここまで2勝2敗となっている。
邦本にとっては、酒気帯び運転で摘発された影響で全北現代モータースとの契約が解除となり、ポルトガルへと渡ってからの初ゴールに。開幕からの全試合でスタメン出場を飾っており、4試合目で嬉しい初得点を記録した。また、この試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出されている。
次節、カーザ・ピアは9月4日にアロウカをホームに迎える。一方、ヴィトーリアSCは同3日に敵地でブラガと対戦予定だ。
【スコア】
ヴィトーリアSC 0-1 カーザ・ピア
【得点者】
0-1 7分 邦本宜裕(カーザ・ピア)