8月29日、スペインサッカー連盟とアディダスはカタールワールドカップに向けたスペイン代表の新たなユニフォームを発表した。公開されたのはホームとアウェイの2パターン。

 日本代表と同じくアディダスがサプライヤーを務めるスペイン代表の新たな“姿”が明らかになった。1stユニフォームは現行モデルに色合いはかなり似ているもので、エンブレムが胸元中央から左の胸元上に移動。また、肩に入っていた3本の黄色いストライプは紺色に変更となっている。

 大きく変わったのはアウェイユニフォームで、現行の白を基調としたものから薄いブルーを基調としたものに変更。青い線が横に波打つようなデザインの中で、胸元中央に配された赤いエンブレムが目立つものとなっている。

 アディダスは今回のユニフォームについて、「アクションの準備。2022年FIFAワールドカップに向けたスペインの新しいキットは、過去と現在を融合させた2つの現代的なデザインを採用しています。スペインサッカーのDNAからインスピレーションを受け、ファーストキットはチームの伝統的な赤を基調とし、セカンドキットは1982年のワールドカップのロゴを彷彿とさせるデザインとなっています」と説明している。

■日本やドイツと比べる現地ファンも

 この新ユニフォームには現地ファンから、「新しい代表チームのシャツを着て国際トーナメントに戻るのが待ちきれません!!!」と好意的な意見もあった一方で、アウェイユニに対する不満が多く見られた。

「一見クールに見えるが、紺色のストライプが力強く見える。2ndはシャワーカーテン」
「アウェイユニフォームはまだ製作段階ですよね?」
「日本やドイツに比べて最も愚かなデザインとなった」
「デザインを真似するよりもヒドい」
「ホームキットは素晴らしいです。アウェイ用はダークブルーに戻してほしい」
「このユニフォームではW杯に勝てない」

 同じアディアスがサプライヤーを務めるドイツ代表や日本代表の新ユニフォームと画像を比較する現地ファンもいるなど、かなり手厳しい声が挙がっている。

 スペイン代表は日本、ドイツ、コスタリカと同じグループEに属し、その初戦はコスタリカとぶつかる。日本とは第3戦目に対戦する。