日本代表DF板倉滉の粘り腰が再びクローズアップされている。
【動画】板倉滉がバイエルンのドイツ代表FWを粘って完璧ブロック
昨シーズンはシャルケで2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦い、チームを優勝に導いていた板倉。今夏はマンチェスター・シティからボルシアMGへと完全移籍し、ブンデスリーガに挑戦している。
ダニエル・ファルケ監督にも認められ、今季はDFBポカールを含め開幕から全試合にフル出場。チームもリーグ戦では2勝2分けと好スタートを切っている。
その板倉は、第2節のシャルケ戦で相手に2度かわされながらも、3度追いを見せてシュートブロック。このプレーが現地を含めて大きな話題となっていた。
しかし、板倉は絶対王者のバイエルン戦でも同様に粘り強い守備を披露。これをクラブもピックアップした。
板倉が対峙したのは、バイエルンの10番でありドイツ代表FWレロイ・サネ。カタール・ワールドカップ(W杯)でも対戦する相手とのマッチアップだった。
ボックス内でサネがGKと一対一になり、シュートを打とうとしたところ、サネの左から板倉が迫る。シュートするボールの前にスライディングで入るが、サネには見えていたのかシュートはフェイント。板倉だけが滑る形となった。
見事に板倉をフェイントで外したサネは、次のモーションで左足シュート。GKがセーブできるかどうかという場面だったが、滑ってしまった板倉が寝転んだまま反転して足を出し、見事にシュートをブロックした。
これにはGKヤン・ゾマーも雄叫びをあげて称賛。2人は胸を突き合わせて喜んだ。
これにはファンも「これは神」、「これは凄い」、「まじでやばい」、「クソかっこいい」、「えぐいって」と板倉のスーパーブロックに称賛の嵐。ただ、サネのシュートも称えられ「どっちもやばい」、「フェイントからシュートうますぎ」とハイレベルの攻防に注目が集まった。
なお、試合は1-1のドロー。勝ち点1獲得に板倉も大きすぎる貢献をしていた。
【動画】板倉滉がバイエルンのドイツ代表FWを粘って完璧ブロック