レアル・ソシエダ所属の日本代表MF久保建英(21)は開幕からレギュラーを張っているが、コンディション面で問題を抱えているようだ。8月31日、スペイン紙『アス』が伝えている。
久保建英は今年6月末にRCDマジョルカへのレンタル期間を終え、7月19日にレアル・マドリードからレアル・ソシエダへ完全移籍。レアル・ソシエダと2027年6月までの5年契約を結ぶと、先月15日にはラ・リーガ開幕節・カディス戦でいきなりゴールをあげていた。
また21日に行われたバルセロナとの古巣対戦や、27日の第3節・エルチェ戦にも先発出場。絶対的ストライカーのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(22)がニューカッスル・ユナイテッドへ完全移籍したこともあり、今後も「4-3-1-2」のシステムにおいて前線2トップの一角でプレーすることが予想されている。
その中、同選手はエルチェ戦で打撲を負ったこともあり、8月30日から2日つづけて全体トレーニングを欠席。一方で元スペイン代表MFダビド・シルバ(36)やFWアンデル・バレネチェア(20)ら3選手は31日から再合流しているという。
ただ『アス』は「久保建英は2日連続で練習を欠席。今週土曜日のアトレティコ・マドリード戦でのプレーが心配されている。しかしソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、この重要な一戦に彼が間に合わせてくると確信しているようだ」と言及。同選手が今月3日の第4節・アトレティコ・マドリード戦に出場する可能性が高いと見解を示した。
なおレアル・ソシエダは先月30日、ノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロート(26)の獲得を発表。セルロートは30日からソシエダのトレーニングに参加している。前線2トップのポジション争い激化が予想される中、久保建英が少しばかり不安材料を抱えている。