中山は大会直前に右足のアキレス腱を負傷して欠場

 イングランド2部ハダースフィールド・タウンに所属する日本代表DF中山雄太が公式インスタグラムを更新。カタール・ワールドカップ(W杯)に出場した日本代表から「最高の贈り物」が届いたことを明かしている。

 中山はDF長友佑都(FC東京)と左サイドバックのレギュラーを争い、カタールW杯登録メンバー26人にも名を連ねていた。しかし、メンバー発表翌日のリーグ戦19節サンダーランド戦(0-2)で右足を負傷。アキレス腱の重傷で手術を余儀なくされ、クラブからW杯欠場が発表された。

 中山の代わりにFW町野修斗(湘南ベルマーレ)を招集した日本は、グループリーグでドイツ代表とスペイン代表を破り、首位で決勝トーナメントへ。1回戦でクロアチア代表にPK戦の末に敗れたが、ベスト16で大会を終える堂々たる戦いぶりを見せた。

 中山は12月15日、インスタグラムに「日本代表の皆からの最高のメッセージを頂きました! 最高の贈り物をありがとうございます!」と投稿。その手には、日本代表の20番のユニフォームに選手たちのサインが所狭しと書かれている。

「未だに多くのメッセージを頂きます。日々のリハビリも楽しく、これから先の進化を遂げた自分を想像するとワクワクが止まりません。日々のリハビリでの更なる活力となるお言葉をありがとうございます」

 これには、元日本代表MF細貝萌(ザスパクサツ群馬)が絵文字で反応したほか、ファンからも「みんな優しいですね」「応援しています」など、感動の声が上がっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)