ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は先月31日、プレミアリーグ第5節・フラム戦で途中出場。フラム戦で見つかった改善点や、グラハム・ポッター監督とのやり取りを明かした。2日、イギリス・ブライトンアンドホーブの地元メディア『サセックスライブ』が伝えている。

 三笘薫は先月、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル期間を終えてブライトンへ復帰。先月13日の第2節・ニューカッスル・ユナイテッド戦で後半30分から途中出場し、新天地デビューを飾っていた。

 また25日のEFLカップ(イングランドのリーグカップ戦)2回戦・フォレストグリーン戦では、移籍後初めてスタメン出場。27日の第4節・リーズ・ユナイテッド戦やフラム戦では再び後半途中からピッチに立つと、自らのパスやクロスからチャンスを演出している。

 そんな三笘薫はフラム戦後、メディアインタビューで「まあ、引き分けに持ち込むことはできなかったし、悔しいですね。でもそれが今の自分の状態ですし、これからも練習に打ち込んで、もっと良くなっていかなければならないですね。もっとできることがあったのは確かです」と、悔しさをあらわにしている。

 また、ピッチに立つ直前にポッター監督から受けた指示の内容を聞かれると「監督からは 『サイドに張れ。ディフェンダーに1対1を仕掛けてチャンスを作れ、(君のやることは)それだけだ』と言われましたね」とコメント。

 「相手が僕に2人マークをつけてきた時、素早くリターンパスを出すなど、もっとクリエイティブなプレーができたはずです。今後、もっとそういうことができるようにしたいですね」と、自身の改善点も語っている。