スパルタ・ロッテルダムのU-21日本代表FW斉藤光毅が、デビュー戦で2アシストを記録した。
現在21歳の斉藤は、2021年1月に横浜FCからロンメル(ベルギー)へと完全移籍し、今夏に同クラブからスパルタへと期限付き移籍。コンディションの問題もあって開幕4試合は出番がなかったものの、3日に行われたエールディヴィジ第5節フォレンダム戦で66分から途中出場し、待望の公式戦デビューを果たした。
斉藤は72分、左サイドバックのミカ・ピントとの連携で左サイドを突破。ドリブルでペナルティエリア左に侵入し、グラウンダーで折り返す。中央で待ち構えていたトビアス・ラウリツェンがワンタッチで合わせてゴール右下へと流し込み、チームの3点目を記録する。
さらに85分、斉藤がペナルティエリア左からカットインし、ボックス中央まで運んでスヴェン・マイナンスに預ける。そこからマイナンスがダメ押しの4点目を挙げ、スパルタは4-0の快勝を収めた。
斉藤は試合後、所属するグロボル・フットビズ・コンサルティングを通じてコメント。デビュー戦で結果を残せた喜びを次のように示した。
「なかなか試合に出られない中で、途中出場という形でしたけどデビューすることができました。ゴールを決めたかったですが、アシストという形でも結果を残せたことは素直に嬉しいです」
「『試合に出たら、ちょっとしたきっかけで選手やスタッフ、サポーターからも信頼されるようなプレーができるはず!』と、ずっと自分に言い聞かせてきたので、準備してきてよかったなと思っています。『今日のデビュー戦で苦しい期間を抜け出せたのかな』と今後思えるように、また練習から頑張っていきたいです」
11日に行われる次節は、同じロッテルダムを本拠地とする強豪フェイエノールトとのダービーマッチ。斉藤は今後に向けて、「次節ダービーですし、これからが勝負だと思うので、スタメンを狙って、ゴールを量産できるようにしっかり頑張っていきたいと思います」と、レギュラー定着への意気込みを示した。
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— 株式会社グロボル・フットビズ・コンサルティング (@globallfootbiz) September 4, 2022