フライブルクに所属する日本代表MF堂安律が、ドイツメディア『キッカー』が選ぶブンデスリーガ第5節のベストイレブンに選出された。

■決勝ゴールでチームを首位に導く

 堂安は9月3日に行われたブンデスリーガ第5節のレバークーゼン戦でベンチスタート。後半開始からピッチに送り出されると、2-2で迎えた71分に結果を残した。右CKから飛んできたボールを味方がニアサイドでそらすと、ファーサイドに入った堂安が体を投げ飛ばしながら得点。このゴールが決勝点となり、チームは現在首位に立っている。

 この活躍を受けて堂安は、『キッカー』によるマン・オブ・ザ・マッチ、そして第5節のベストイレブンに選出された。堂安にとっては開幕節以来2度目となるベストイレブン入りである。

 なお今回のベストイレブンでは、日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトから4人が選出。マリオ・ゲッツェやセバスティアン・ローデ、トゥータ、ランダル・コロ・ムアニが11人に入っている。

■新天地で躍動

 堂安は今夏フライブルクに移籍すると、シーズン最初の公式戦となったカイザースラウテルンとのDFBポカール1回戦にていきなりゲット。延長戦にもつれこんだなかで111分に決勝点を決めた。

 それに続くように、ブンデスリーガ開幕節のアウクスブルク戦では78分にダメ押し弾をマーク。先述したように、この活躍で『キッカー』のベストイレブンに今季初めて選ばれていた。

 以降も先発出場を続けたが、第5節レバークーゼンにて加入後初となるベンチスタート。それでも途中出場から結果を残して今回の選出に至っている。勢いに乗るチームとともに、これからも日本代表MFが活躍することを期待したい。